初声はつごゑ)” の例文
旧字:初聲
而して此等これらの物皆な平民社界の心骨より出でたるものなることを知らば、余は寧ろ我邦の如き貴族的制度の国に於て、平民社界の初声はつごゑとしては彼等を厚遇するの至当なるを認むるなり。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)