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鑢
ふりがな文庫
“鑢”の読み方と例文
読み方
割合
やすり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすり
(逆引き)
「左樣、
鑢
(
やすり
)
一梃の
根
(
こん
)
仕事だから、先づ一生懸命に打ち込んでも、延べにして一千日——つまり一人の力では三年くらゐかゝりませう」
銭形平次捕物控:184 御時計師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この果実を植える時砥石あるいは
鑢
(
やすり
)
でその頭を磨り破るか、あるいは
焙烙
(
ほうらく
)
で炒って置くときは、水が滲み込み易い故早く芽が出ます。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
『師匠。……すみません。これから、自分の愚鈍へも
鑢
(
やすり
)
をかけて、
猶
(
なお
)
、一生懸命にやりますから、どうか、もっと叱って下さいまし』
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鑢(やすり)の例文をもっと
(52作品)
見る
“鑢(やすり)”の解説
やすり(鑢、鈩、英:File )は、おもに金属の研削を行う手動工具である。
やすりの語源は、「鏃(やじり)をする」の「やする」が「ヤスリ」になった説と、ますますきれいに磨くという意味の「弥磨(いやすり)」が「ヤスリ」になった説がある。
(出典:Wikipedia)
鑢
漢検1級
部首:⾦
23画
“鑢”を含む語句
鑢山
爪鑢
鑢屑
横鑢
洋鑢
紙鑢
鑢場
鑢屋
鑢様
鑢目
鑢紙
鑢鞴戸
雁木鑢
“鑢”のふりがなが多い著者
徳永直
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
佐野昌一
林不忘
アリギエリ・ダンテ
牧野富太郎
ニコライ・ゴーゴリ
谷崎潤一郎
小島烏水
北原白秋