トップ
>
哺
ふりがな文庫
“哺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はぐく
31.4%
ふく
22.9%
くく
11.4%
の
11.4%
くわ
8.6%
たべかけ
5.7%
はぐ
5.7%
くは
2.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はぐく
(逆引き)
何と云っても文学を
哺
(
はぐく
)
むに最も適した土地は貴族社会であった。寝て居て食える社会であった。閑人の社会に文学は生れる。
第四階級の文学
(新字新仮名)
/
中野秀人
(著)
哺(はぐく)の例文をもっと
(11作品)
見る
ふく
(逆引き)
太陽の光線が直接に頭を射て脳充血が起る、またその光線が眼の中に入って眼を痛める。あるいは乳を無暗に
哺
(
ふく
)
ませ過ぎて胃腸病を多くする。
教育の目的
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
哺(ふく)の例文をもっと
(8作品)
見る
くく
(逆引き)
「娘は
小児
(
こども
)
です。箸を持って、婿をはさんで、アンとお開き、と
哺
(
くく
)
めてやるような縁談ですから、
否
(
いや
)
も応もあったもんじゃありません。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
哺(くく)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
の
(逆引き)
婦人はやがて烈しき産痛の後に分娩すれば、
生児
(
せいじ
)
に乳を
哺
(
の
)
ませる。小便をさせる。始終汚れた
襁褓
(
おしめ
)
を取り換えてやらなければならぬ。
現代の婦人に告ぐ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
哺(の)の例文をもっと
(4作品)
見る
くわ
(逆引き)
バッハの頭をかすめて地上に落ちたのを見ると、うまそうに焼いた一匹の
鰯
(
いわし
)
で、その鰯の口には、
燦然
(
さんぜん
)
たる一個の金貨が
哺
(
くわ
)
えさせてあった。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
哺(くわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
たべかけ
(逆引き)
菅神
怍色
(
はづるいろ
)
あり、
適
(
たま/\
)
柘榴
(
さくろ
)
を
薦
(
すゝむ
)
、 菅神
哺
(
たべかけ
)
を
吐
(
はき
)
て
焔
(
ほのふ
)
をなし玉ひしといふ
故事
(
ふること
)
は、
元亨釈書
(
げんかうしやくしよ
)
の
妄説
(
まうせつ
)
に
起
(
おこ
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
哺(たべかけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
はぐ
(逆引き)
愛は私の個性を
哺
(
はぐ
)
くむために外界から奪い取って来る。けれどもその為めに外界は
寸毫
(
すんごう
)
も失われることがない。例えば私は愛によってカナリヤを私の
衷
(
うち
)
に奪い取る。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
哺(はぐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くは
(逆引き)
なか/\に甲斐々々しい姿ですが、
脂
(
やに
)
さがりの
哺
(
くは
)
へ
煙管
(
ぎせる
)
、これも女房をビクビクさせながらの
剃刀
(
かみそり
)
使ひは、どう考へても器用な手つきではありません。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
哺(くは)の例文をもっと
(1作品)
見る
哺
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
“哺”を含む語句
発哺
哺育
哺乳
反哺
哺乳動物
哺乳類
哺時臥
哺養
發哺
“哺”のふりがなが多い著者
山東京山
矢内原忠雄
南方熊楠
野口雨情
水野仙子
有島武郎
魯迅
新渡戸稲造
大隈重信
三遊亭円朝