“生児”のいろいろな読み方と例文
旧字:生兒
読み方割合
あかご50.0%
せいじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与助は、生児あかごを抱いて寝ている嚊のことを思った。やっと歩きだした二人目の子供が、まだよく草履をはかないので裸足はだしで冷えないように、小さい靴足袋を買ってやらねばならない。
砂糖泥棒 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
婦人はやがて烈しき産痛の後に分娩すれば、生児せいじに乳をませる。小便をさせる。始終汚れた襁褓おしめを取り換えてやらなければならぬ。
現代の婦人に告ぐ (新字新仮名) / 大隈重信(著)