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『砂糖泥棒』
ふりがな文庫
『
砂糖泥棒
(
さとうどろぼう
)
』
与助の妻は産褥についていた。子供は六ツになる女を頭に二人あった。今度で三人目である。彼はある日砂糖倉に這入って帆前垂にザラメをすくいこんでいた、ところがそこを主人が見つけた。 主人は、醤油醸造場の門を入って来たところだった。砂糖倉は門を入っ …
著者
黒島伝治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
1923(大正12)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
俺
(
お
)
上
(
あが
)
悄
(
しょ
)
行
(
い
)
框
(
がまち
)
宛
(
ずつ
)
嚊
(
かゝあ
)
少時
(
しばらく
)
居
(
お
)
怺
(
こら
)
丁度
(
ちょうど
)
杜氏
(
とうじ
)
伏目
(
ふしめ
)
生児
(
あかご
)
疵
(
きず
)
相伴
(
しょうばん
)
主屋
(
おもや
)
裸足
(
はだし
)
這入
(
はい
)
銭
(
ぜに
)