“反哺”の読み方と例文
読み方割合
はんぽ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アイスクリームをさじにすこしずつとって子供みたいな口をあいて待ってる母にたべさせる。記憶にはないが私も母にこうしてもらったことがあるにちがいない。反哺はんぽという言葉の味をしみじみと知る。
母の死 (新字新仮名) / 中勘助(著)
ぬにくる夜明よあがらすもこうときて反哺はんぽをしへとなるものを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)