“劉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅう66.7%
りう11.1%
リウ11.1%
5.6%
リュウ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに控えまする唐人はりゅうと申し、天竺てんじく鳥烏山ちょううざんの生れにして——なんかとでたらめに並べて引っこむと、すぐに代わりあって、二
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
支那の長山ちやうざんと云ふ所にあるりう氏の打麦場で、或年の夏、起つた出来事である。
酒虫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「お前とそのリウという人とは一緒にこの部屋に住んでいるのかい?」
春桃 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
見る目危き両岸の岩ほ数十丈の高さにりなしたるさま一雙の屏風を押し立てたるが如し。
かけはしの記 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「賃銀、呉れないなら、呉れない、いゝと云います。」八年間、日本人に使われて、日本語が喋れるリュウは、自分が悪いことをしたようにおど/\した。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)