“劉生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうせい80.0%
りゆうせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒙陰もういん劉生りゅうせいがある時その従弟いとこの家に泊まった。いろいろの話の末に、この頃この家には一種の怪物があらわれる。
生徒といえば、あの納壺の熊の毛皮の傍にいた赤毛の大目玉の女の子や、アイヌ式の、または劉生りゅうせい式の童男童女どもだろうと思うと、それもあわれであった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
大正二年八月九月の二箇月間私は信州上高地の清水屋に滞在して、その秋神田ヴヰナス倶楽部クラブで岸田劉生りゆうせい君や木村荘八君等と共に開いた生活社の展覧会の油絵を数十枚画いた。
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)