“劉備玄徳”の読み方と例文
読み方割合
りゅうびげんとく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉備玄徳りゅうびげんとくが、徐庶じょしょから彼のうわさを聞いて、その草廬を訪う日を心がけていたのは、実に、この年の秋もはや暮れなんとしている頃であったのである。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば劉備玄徳りゅうびげんとく孔明こうめいを得て師事したごとく、義は君臣であっても、心のうちでは師と仰いでいるのである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
許都を立つに先だって、もちろん曹操は予州の劉備玄徳りゅうびげんとくへも、徐州の呂布りょふへも、参戦の誘文を発しておいた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)