“りゅうびげんとく”の漢字の書き方と例文
語句割合
劉備玄徳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面上、虹のごとき気宇を立って、大いに天下を談じていたが、たまたま劉備玄徳りゅうびげんとくのうわさが出た。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「なに。劉備玄徳りゅうびげんとくという者がわしを訪ねてきたと? ……はてな、劉、玄徳、誰だろう」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信長の正嗣せいしとして立てた三法師さんぼうし秀信ひでのぶ)をただ守り立てるためとして——自己を劉備玄徳りゅうびげんとく遺孤いこを託された諸葛孔明しょかつこうめいの心事になぞらえ——ひたすら時節を待って来たのであった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)