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劉備玄徳
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りゅうびげんとく
ふりがな文庫
“
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)” の例文
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
が、
徐庶
(
じょしょ
)
から彼のうわさを聞いて、その草廬を訪う日を心がけていたのは、実に、この年の秋もはや暮れなんとしている頃であったのである。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たとえば
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
が
孔明
(
こうめい
)
を得て師事したごとく、義は君臣であっても、心のうちでは師と仰いでいるのである。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
許都を立つに先だって、もちろん曹操は予州の
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
へも、徐州の
呂布
(
りょふ
)
へも、参戦の誘文を発しておいた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
面上、虹のごとき気宇を立って、大いに天下を談じていたが、たまたま
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
のうわさが出た。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なに。
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
という者がわしを訪ねてきたと? ……はてな、劉、玄徳、誰だろう」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
信長の
正嗣
(
せいし
)
として立てた
三法師
(
さんぼうし
)
(
秀信
(
ひでのぶ
)
)をただ守り立てるためとして——自己を
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
に
遺孤
(
いこ
)
を託された
諸葛孔明
(
しょかつこうめい
)
の心事になぞらえ——ひたすら時節を待って来たのであった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「四民を悩ます害虫ども、もはや
免
(
ゆる
)
しはおかぬ。
涿県
(
たくけん
)
の
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
が腕のほどを見よや」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
北平の
公孫瓚
(
こうそんさん
)
も、国境へ征伐に向っていたが、その旗下にあった
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
は、ふと徐州の兵変を聞いて、義のため、仁人の君子といううわさのある陶謙を援けに行きたいと、公孫瓚にはなしてみた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
代州の
劉恢
(
りゅうかい
)
の情けにようやく身をかくしていた
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
であった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
は、一夜ひそかに、
公孫瓚
(
こうそんさん
)
の前に立っていた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もしや貴公は、
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
どのには非ざるか」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「では、
劉備玄徳
(
りゅうびげんとく
)
の名は」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
劉
漢検準1級
部首:⼑
15画
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
玄
常用漢字
中学
部首:⽞
5画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“劉備”で始まる語句
劉備