“劉恢”の読み方と例文
読み方割合
りゅうかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五台山の劉恢りゅうかいの家に養われて、久しく時を待っていた彼女は、その後玄徳に迎えられて、室に侍したものであった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「志を得ぬ鬱勃うつぼつをそういうほうへ誤魔化しはじめると、人間ももうおしまいだな。……また、あの女も女ではないか。あれは劉恢りゅうかいの娘でもないし、いったい何だ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はい、てまえが、当家のあるじ劉恢りゅうかいです。ようお越しなされました。お身の上は最前、張飛どのから聞きましたが、どうぞお気がねなく、一年でも二年でも遊んでいてください。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)