“劉璋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうしょう80.0%
リュウショウ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜀の劉璋りゅうしょうは漢の魯恭王ろきょうおうが後胤といわれ、父劉焉りゅうえんが封を継いでいたが、その家門と国の無事に馴れて、いわゆる遊惰脆弱ゆうだぜいじゃくな暗君だった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この人は、彭義ほうぎあざなを永年といい、蜀中の名士です。ところが、主君劉璋りゅうしょうに直言を呈し、あまり強くいさめたため、官職を剥がれた上に、髪を
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
劉璋リュウショウノ暗弱ヲ以テシテモ守ルニ足レリ。今、イクサヲ挙ゲテ遠征シ転運万里、全功ヲ収メント欲シ、呉ツトイエドモソノヲ定ムルコトアタワザラン。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)