“劉琦”の読み方と例文
読み方割合
りゅうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と語り——また劉琦りゅうきをかえりみて、呉の孫策が死んだ時、荊州から弔問の使者が会葬に行ったか否かをたずねて、琦がその事なしと答えると
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まず嫡男の劉琦りゅうき君をそそのかして、後日、荊州を横奪おうだつせんと企んでおるのを知らんか。彼を生かしておくのは、われわれの国の災いだと思う」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荊州の主、劉表りゅうひょうは死なれた。しかし遺孤いこ劉琦りゅうき——すなわちその嫡子はなおわが劉皇叔のもとに養われている。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)