“りゅうしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リュウショウ
語句割合
劉璋33.3%
劉劭16.7%
隆昌16.7%
劉勝8.3%
劉祥8.3%
柳升8.3%
竜粧8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人は、彭義ほうぎあざなを永年といい、蜀中の名士です。ところが、主君劉璋りゅうしょうに直言を呈し、あまり強くいさめたため、官職を剥がれた上に、髪を
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
劉劭りゅうしょうを大将として、江夏こうかの方面へ急派し、田予でんよに一大軍をさずけて襄陽を救わせた。そして曹叡みずからは、満寵まんちょうそのほかの大将を従えて、合淝がっぴの城へ進出した。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加うるに、この黒田家へは、このとき天が麒麟児きりんじをめぐんで、家運いよいよ隆昌りゅうしょうを見せた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど自分は何をつつもう、漢の中山靖王ちゅうざんせいおう劉勝りゅうしょう後胤こういんで、景帝の玄孫にあたるものです。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祖父じい様も、おまえのようにくつを作りむしろを織り、土民の中に埋もれたままお果てなされてはいるけれど、もっともっと先のご先祖をたずねれば、漢の中山靖王ちゅうざんせいおう劉勝りゅうしょうの正しい血すじなのですよ。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女の家では女が年比としごろになったのを見て、生きているやら死んでいるやら判らない男を待たしておくわけにもゆかないので、劉祥りゅうしょうという者の家へ嫁いらそうとしたが、女が承知しない。
再生 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
たゞ一婦人の身を以て兵を起し城をほふり、安遠侯あんえんこう柳升りゅうしょうをして征戦に労し、都指揮としき衛青えいせいをして撃攘げきじょうつとめしめ、都指揮劉忠りゅうちゅうをして戦歿せんぼつせしめ、山東の地をして一時騒擾そうじょうせしむるに至りたるもの
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
寄手の軍が、こんな朱敗を重ねてぐずぐずしている間に、幸村は軍を勝曼院の前から石之華いしのはな表の西迄三隊に備え、旗馬印を竜粧りゅうしょうに押立てていた。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)