“中山靖王”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうざんせいおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という仔細は、臣が祖先は中山靖王ちゅうざんせいおう後胤こういん、景帝の玄孫げんそんにあたり、劉雄りゅうゆうが孫、劉弘りゅうこうの子こそ、不肖玄徳でありまする。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私の仕えている劉予州の君は、正しく、中山靖王ちゅうざんせいおうの後、漢の景帝の玄孫にあたらせられるお方です。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時に、わが君劉玄徳には、その血液に漢室の正脈をつたえ、その義においては、救世の実を天地に誓う。すなわち中山靖王ちゅうざんせいおう後裔こうえいにおわし、現皇帝の皇叔にあたられる。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)