“合淝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がっぴ75.0%
ごうひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この荊州の南郡から襄陽じょうよう合淝がっぴの二城をつらねた地方は、曹操にとって、今は、重要なる国防の外郭線とはなった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呉の主力は、呉侯孫権の直属として、赤壁の大勝後は、その余勢をもって、合淝がっぴの城(安徽省あんきしょう・肥)を攻めていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其の仲の兄もまた亡せたれば、孤身るところなく、つい皇覚寺こうかくじに入りて僧とり、を得んがため合淝ごうひに至り、こうじょえいの諸州に托鉢たくはつ修行し、三歳の間は草鞋そうあい竹笠ちくりゅう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)