“涿県”の読み方と例文
読み方割合
たくけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「じゃあ、わしはここから一人別れて、ひとまず郷里の涿県たくけんへ行くからね、いずれまた、一度この五台山下へ戻って来るが」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……で先頃から、この涿県たくけんに流れてきて、山野のいのこを狩って肉をほふり、それを市にひさいで露命をつないでおるような状態です。おわらい下さい。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これから南へ行けば広宗。北へさしてゆけば、郷里涿県たくけんの方角へ近づきます。いずれを選びますか」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)