“劉伶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうれい75.0%
りうれい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劉伶りゅうれいという支那の昔の大酒飲は、鶏肋けいろくという旨い言葉を発明したが、志賀高原は畢竟ひっきょう高原の鶏肋なるものであろうか。
むかし、孔孟こうもう以後、劉伶りゅうれいという賢者がいた。この賢者、つねにすきくわ)を杖として、天下に道を説いてあるき
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先生の霊は永くここにあり嗚呼ああ、骨肉は天命終るところの処にまかせ、水にはすなはち魚鼈ぎよべつほどこし、山にはすなはち禽獣きんじうかしむ。何ぞ劉伶りうれいすきを用ひんや。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)