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鶏肋
ふりがな文庫
“鶏肋”の読み方と例文
読み方
割合
けいろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいろく
(逆引き)
私がもし第一の芸術家にでもなりきりうる時節が来たならば、この
縷説
(
るせつ
)
は
鶏肋
(
けいろく
)
にも値せぬものとして
屑籠
(
くずかご
)
にでも投じ終わろう。
広津氏に答う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
劉伶
(
りゅうれい
)
という支那の昔の大酒飲は、
鶏肋
(
けいろく
)
という旨い言葉を発明したが、志賀高原は
畢竟
(
ひっきょう
)
高原の鶏肋なるものであろうか。
那須、尾瀬、赤城、志賀高原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
次に
鶏肋
(
けいろく
)
として存じて置きたい一話は、蘭軒が猫を愛したと云ふ事で、その
蓄
(
か
)
つた所の
桃花猫
(
とき
)
と呼ばれた猫の伝さへ口碑に遺つてゐる。これより伊沢氏
桃花猫
(
たうくわべう
)
の伝に入る。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
鶏肋(けいろく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“鶏肋”の意味
《名詞》
大した価値はないが捨てるには惜しいもののたとえ。
(出典:Wiktionary)
“鶏肋”の解説
鶏肋(けいろく)は、鶏の肋骨のこと。鶏がら。中華料理・ラーメンでは出汁またはスープを作る際の材料となる。
(出典:Wikipedia)
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
肋
漢検準1級
部首:⾁
6画
“鶏”で始まる語句
鶏
鶏卵
鶏冠
鶏頭
鶏鳴
鶏肉
鶏小舎
鶏舎
鶏小屋
鶏合
“鶏肋”のふりがなが多い著者
野村長一
野村あらえびす
有島武郎
木暮理太郎
吉川英治
森鴎外
野村胡堂