“鶏肉”のいろいろな読み方と例文
旧字:鷄肉
読み方割合
けいにく50.0%
とり20.0%
とりにく20.0%
かしは10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第十九 鶏肉けいにくのライスカレー も前の方法と同じように鶏肉をバターでいためてほかの品々と合せます。万事牛肉の通りでよいのです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「そうそう」と正太も思出したように、「あの時はエラかった。私も新宿まで鶏肉とりを買いに行ったことが有りました」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
隣が両替屋、前が千代田橋、横が鶏肉とりにく屋、橋の向うが煙草屋、電車から降りると、私は色んなものが豊かな気持ちで目についた。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
市内で相応に名を売つてゐる或る鶏肉かしは屋の主人あるじ鶏肉かしはの味はとりおと瞬間ほんのまにあります。」と言つてしかつべらしく語り出す。