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鶏冠
ふりがな文庫
“鶏冠”の読み方と例文
旧字:
鷄冠
読み方
割合
とさか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とさか
(逆引き)
その間を一羽の牡鶏が、
鶏冠
(
とさか
)
を振り振り、まるで聴耳でも立てるように時々首を横へ向けながら規則ただしい足どりで歩きまわっていた。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
その日、監督は
鶏冠
(
とさか
)
をピンと立てた
喧嘩鶏
(
けんかどり
)
のように、工場を廻って歩いていた。「どうした、どうした⁉」と怒鳴り散らした。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
奇異な赤い鶏頭、縁日物ながら血の
如
(
やう
)
な
鶏冠
(
とさか
)
の
疣々
(
いぼ/″\
)
が怪しい迄日の光を吸ひつけて、じつと
凝視
(
みつ
)
めてゐる私の瞳を狂気さす。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鶏冠(とさか)の例文をもっと
(48作品)
見る
“鶏冠”の意味
《名詞》
鶏のとさか。鳥のとさか。
(出典:Wiktionary)
“鶏冠(とさか)”の解説
とさか(鶏冠)とは、主にキジ科の一部の鳥にみられる頭上の肉質の冠状突起である。形状によって、単冠・ばら冠・クルミ冠・えんどう冠などのバリエーションがある。雌鶏より雄鶏(:en:rooster)のほうが大きくなる。
毛細血管が発達しており、体温調節に使用されている。
(出典:Wikipedia)
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
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