トップ
>
疣々
ふりがな文庫
“疣々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いぼいぼ
71.4%
いぼ/″\
14.3%
えぼえぼ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぼいぼ
(逆引き)
金井は年のころ四十ぐらゐ、
疣々
(
いぼいぼ
)
だらけの黒い四角な顔に度の強い近眼鏡をかけた、ずんぐりと背の低い男である。それから運転手の柳澤。
地獄
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
疣々(いぼいぼ)の例文をもっと
(5作品)
見る
いぼ/″\
(逆引き)
奇異な赤い鶏頭、縁日物ながら血の
如
(
やう
)
な
鶏冠
(
とさか
)
の
疣々
(
いぼ/″\
)
が怪しい迄日の光を吸ひつけて、じつと
凝視
(
みつ
)
めてゐる私の瞳を狂気さす。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
疣々(いぼ/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
えぼえぼ
(逆引き)
「何しろ、水ものには違えねえだ。野山の狐
鼬
(
いたち
)
なら、
面
(
つら
)
が白いか、黄色ずら。青蛙のような色で、
疣々
(
えぼえぼ
)
が立って、はあ、
嘴
(
くちばし
)
が
尖
(
とが
)
って、もずくのように毛が下った。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
疣々(えぼえぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
疣
漢検1級
部首:⽧
9画
々
3画
“疣”で始まる語句
疣
疣尻巻
疣蛙
疣尻卷
疣政
疣状
疣猪
疣立
疣胡瓜
疣黒子
“疣々”のふりがなが多い著者
北原白秋
神西清
泉鏡花
吉川英治