“疣蛙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いぼがえる50.0%
えぼがえる50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一応の挨拶はしたが、無口で無愛想な顔をいつまでも疣蛙いぼがえるみたいにそこに据えているのが、信長は何か小癪こしゃくにさわってきた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「学校の先生なんテ、私は大嫌だいきらいサ、ぐずぐずして眼ばかりパチつかしているところは蚊をつかまそこなった疣蛙えぼがえるみたようだ」とはかつて自分をののしった言葉。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)