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疣尻巻
ふりがな文庫
“疣尻巻”の読み方と例文
旧字:
疣尻卷
読み方
割合
いぼじりまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぼじりまき
(逆引き)
白粉
(
おしろい
)
っ気なしの
疣尻巻
(
いぼじりまき
)
、投げやりな様子も、一種の魅力で、両国中の客をここへ吸い寄せたのは、何としても普賢菩薩のせいばかりではないようです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
肩も膝も抜けた
素袷
(
すあわせ
)
、よれよれの帯を締めて、素足に冷飯草履、
埃
(
ほこり
)
だらけな髪を引詰めて
疣尻巻
(
いぼじりまき
)
にし、白粉の気が
微塵
(
みじん
)
もないのに、
沢
(
つや
)
の良い玉のような顔の色は
銭形平次捕物控:029 江戸阿呆宮
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「もうたくさんだ、帰ってくれ。——水本賀奈女にそう言うがいい、踊の師匠の看板を外して、
紅白粉
(
べにおしろい
)
を洗い落し、
疣尻巻
(
いぼじりまき
)
にして賃仕事でも始めてみろとな。世の中に怖いことがなくなるぜ」
銭形平次捕物控:143 仏喜三郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
疣尻巻(いぼじりまき)の例文をもっと
(3作品)
見る
疣
漢検1級
部首:⽧
9画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“疣尻”で始まる語句
疣尻卷
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疣尻卷