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とさか
ふりがな文庫
“とさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鶏冠
69.6%
雞冠
7.2%
鷄冠
7.2%
鳥冠
5.8%
冠
2.9%
鶏頭
2.9%
十尺
1.4%
肉冠
1.4%
肉髯
1.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶏冠
(逆引き)
その日、監督は
鶏冠
(
とさか
)
をピンと立てた
喧嘩鶏
(
けんかどり
)
のように、工場を廻って歩いていた。「どうした、どうした⁉」と怒鳴り散らした。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
とさか(鶏冠)の例文をもっと
(48作品)
見る
雞冠
(逆引き)
会稽山
(
かいけいざん
)
の下に
雞冠蛇
(
けいかんだ
)
というのが棲んでいる。かしらには
雄雞
(
おんどり
)
のような
雞冠
(
とさか
)
があって、長さ一尺あまり、胴まわり五、六寸。これに撃たれた者はかならず死ぬのである。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
とさか(雞冠)の例文をもっと
(5作品)
見る
鷄冠
(逆引き)
お前は
鷄冠
(
とさか
)
を顫はせて お前は胸を張つて鳴いてゐる
一点鐘
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
とさか(鷄冠)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
鳥冠
(逆引き)
孔雀はその前の年に雌に死別れた
男鰥
(
をとこやもめ
)
だつたのに、
雌鶏
(
めんどり
)
には一向見向きもしないで、
鳥冠
(
とさか
)
の
紅
(
あか
)
い
雄鶏
(
をす
)
ばかりをつけ廻してゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
とさか(鳥冠)の例文をもっと
(4作品)
見る
冠
(逆引き)
歌ふて立ちぬるくだかけ——其
冠
(
とさか
)
に
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
とさか(冠)の例文をもっと
(2作品)
見る
鶏頭
(逆引き)
訶和郎は石塊を抱き上げると、起き上ろうとする荒甲の頭を
目蒐
(
めが
)
けて投げつけた。荒甲の田虫は眼球と一緒に飛び散った。そうして、芒の茎にたかると、濡れた
鶏頭
(
とさか
)
のようにひらひらとゆらめいた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
とさか(鶏頭)の例文をもっと
(2作品)
見る
十尺
(逆引き)
春なれや
苦力
(
クリー
)
の
爺
(
とと
)
は
呆
(
ほ
)
け
笑
(
ゑ
)
みて
十尺
(
とさか
)
の
煙管
(
きせる
)
吸ひくゆらかに
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
とさか(十尺)の例文をもっと
(1作品)
見る
肉冠
(逆引き)
逆さにして荷に
括
(
くく
)
りつけられたのを見ると、眼は吊上って、赤い
肉冠
(
とさか
)
は血汐が滲んだように気味悪く、鋭く
尖
(
とが
)
った爪は、空を掻いて、
雉
(
きじ
)
に似た褐色の羽の下から、腹へかけて白い羽毛が
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
とさか(肉冠)の例文をもっと
(1作品)
見る
肉髯
(逆引き)
雄鶏はココココと真赤に重く垂れた
肉髯
(
とさか
)
をふるわしてのどをならしながら、つもっている落葉の間を掻きたてた。
二つの庭
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
とさか(肉髯)の例文をもっと
(1作品)
見る
“とさか”の意味
《名詞》
とさか【鶏冠】
鳥の頭にある冠状突起。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かうぶり
かうむ
かがふり
かず
かづ
かふ
かぶ
かぶっ
かぶり
かむ