トップ
>
鳥冠
ふりがな文庫
“鳥冠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とさか
57.1%
とりかぶと
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とさか
(逆引き)
「それはその山男がたべるのです。まだこのほかに豚の尻尾と七面鳥の足と、鶏の
鳥冠
(
とさか
)
と牛の舌も買って来いと云いつけられました」
豚吉とヒョロ子
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
三鳥山人
(著)
孔雀はその前の年に雌に死別れた
男鰥
(
をとこやもめ
)
だつたのに、
雌鶏
(
めんどり
)
には一向見向きもしないで、
鳥冠
(
とさか
)
の
紅
(
あか
)
い
雄鶏
(
をす
)
ばかりをつけ廻してゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鳥冠(とさか)の例文をもっと
(4作品)
見る
とりかぶと
(逆引き)
柿色の顔と
萌黄色
(
もえぎいろ
)
の衣装の配合も特殊な感じを与える。頭に冠った
鳥冠
(
とりかぶと
)
の額に、
前立
(
まえだて
)
のように着けた鳥の頭部のようなものも不思議な感じを高めた。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鳥冠
(
とりかぶと
)
の根は
豫
(
かね
)
て庭から掘つて用意して居た筈だ。下女のお大がお勝手をあけると、お前はそれを
鍋
(
なべ
)
に
投
(
はふ
)
り込み、自分が一番先に死ぬ氣で二杯も重ねた。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鳥冠(とりかぶと)の例文をもっと
(3作品)
見る
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
“鳥冠”の関連語
烏頭
“鳥”で始まる語句
鳥
鳥渡
鳥目
鳥屋
鳥居
鳥羽
鳥打帽
鳥籠
鳥越
鳥獣
“鳥冠”のふりがなが多い著者
三鳥山人
小穴隆一
アーサー・コナン・ドイル
薄田泣菫
夢野久作
泉鏡花
寺田寅彦
野村胡堂