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鳥冠
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とりかぶと
ふりがな文庫
“
鳥冠
(
とりかぶと
)” の例文
柿色の顔と
萌黄色
(
もえぎいろ
)
の衣装の配合も特殊な感じを与える。頭に冠った
鳥冠
(
とりかぶと
)
の額に、
前立
(
まえだて
)
のように着けた鳥の頭部のようなものも不思議な感じを高めた。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鳥冠
(
とりかぶと
)
の根は
豫
(
かね
)
て庭から掘つて用意して居た筈だ。下女のお大がお勝手をあけると、お前はそれを
鍋
(
なべ
)
に
投
(
はふ
)
り込み、自分が一番先に死ぬ氣で二杯も重ねた。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
香取さんがこしらへた
鳥冠
(
とりかぶと
)
の握りのついた太い籐のステッキを手にして構へた、芥川の黒のソフトの上に、箱庭の五重塔のやうな十二階がのつて寫つてたなどの事を四
二つの絵:芥川竜之介の回想
(旧字旧仮名)
/
小穴隆一
(著)
三人共口を揃へて毒は裏庭に今を盛りと咲いて居る
鳥冠
(
とりかぶと
)
の根を味噌汁へ
摺
(
す
)
り込んだものと分りましたが、誰がそんな事をしたのかとなると、まるで見當も付かないのです。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
冠
常用漢字
中学
部首:⼍
9画
“鳥”で始まる語句
鳥
鳥渡
鳥目
鳥屋
鳥居
鳥羽
鳥打帽
鳥籠
鳥越
鳥獣