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とりかぶと
ふりがな文庫
“とりかぶと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鳥兜
60.0%
鳥冠
15.0%
鳥頭
10.0%
双鸞菊
5.0%
鳥甲
5.0%
時々鳥兜
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥兜
(逆引き)
六十歳の壽齋は、十六歳の
妾
(
めかけ
)
を迎へる氣で、したゝか
鳥兜
(
とりかぶと
)
の
煎藥
(
せんやく
)
を呑んだのだ、お道は幸ひにその爪を免れたが壽齋は死んでしまつたのだ。
銭形平次捕物控:322 死の秘薬
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とりかぶと(鳥兜)の例文をもっと
(12作品)
見る
鳥冠
(逆引き)
鳥冠
(
とりかぶと
)
の根は
豫
(
かね
)
て庭から掘つて用意して居た筈だ。下女のお大がお勝手をあけると、お前はそれを
鍋
(
なべ
)
に
投
(
はふ
)
り込み、自分が一番先に死ぬ氣で二杯も重ねた。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とりかぶと(鳥冠)の例文をもっと
(3作品)
見る
鳥頭
(逆引き)
劇場
(
テアトロ
)
の中のまるい広場には、緑の草の
毛氈
(
もうせん
)
の中に真紅の
虞美人草
(
ぐびじんそう
)
が咲き乱れて、かよわい花弁がわずかな風にふるえていた。よく見ると
鳥頭
(
とりかぶと
)
の紫の花もぽつぽつ交じって咲いていた。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
とりかぶと(鳥頭)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
双鸞菊
(逆引き)
花薄荷
(
はなはくか
)
、
双鸞菊
(
とりかぶと
)
、
風鈴草
(
ふうりんさう
)
、
毒
(
どく
)
の薄い、浮れやうの足りないほかの花よりも、おまへたちの
方
(
はう
)
が、わたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
双鸞菊
(
とりかぶと
)
、毒の
兜
(
かぶと
)
を
戴
(
いたゞ
)
き、鳥の
羽根
(
はね
)
の飾を
揷
(
さ
)
した
女軍
(
ぢよぐん
)
の
勇者
(
つはもの
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
とりかぶと(双鸞菊)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳥甲
(逆引き)
野岳からゴルフ・リンクスを
見下
(
みおろ
)
した景色は
明麗
(
めいれい
)
であり、
九千部
(
くせんぶ
)
岳、
千々岩
(
ちぢわ
)
岳を中心として
鳥甲
(
とりかぶと
)
、吾妻、鉢巻等を外輪山とする西雲仙火山の大観が得られることを取るべしとする。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
地理学上の雲仙岳は二座の火山群から
成
(
な
)
るところの二重火山で、
九千部
(
くせんぶ
)
山と
千々岩
(
ちぢわ
)
岳、それに地獄火山とこの三個の中央火口丘を有してその周囲に
鳥甲
(
とりかぶと
)
山、吾妻山、鉢巻山、矢岳、絹笠山、野岳
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
とりかぶと(鳥甲)の例文をもっと
(1作品)
見る
時々鳥兜
(逆引き)
近頃は
時々鳥兜
(
とりかぶと
)
を用いるが、その毒性は詳しいことがわかっているわけではなく、
馬酔木
(
あしび
)
も時々用いたが、そんな大した毒性はないと植物学者から聴いていささかがっかりしたところである。
銭形平次打明け話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
とりかぶと(時々鳥兜)の例文をもっと
(1作品)
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