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煎藥
ふりがな文庫
“煎藥”のいろいろな読み方と例文
新字:
煎薬
読み方
割合
せんやく
83.3%
せんじぐすり
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんやく
(逆引き)
毒藥は宵のうちに
煎藥
(
せんやく
)
に交ぜてお袖に呑ませ、その毒が利いて死ぬまで、お君を姉の部屋へやらないやうに、庭に誘ひ出したのだらう。
銭形平次捕物控:212 妹の扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
取らねば大事に成んも知れず大切なる
腫物
(
しゆもつ
)
なれば
隨分
(
ずゐぶん
)
お大事に成るべしとて
煎藥
(
せんやく
)
と
膏藥
(
かうやく
)
とを
調合
(
てうがふ
)
して置て行ければお花は
彌々
(
いよ/\
)
胸
(
むね
)
安
(
やす
)
からず醫者の
教
(
をし
)
へたる通り腫物に
膏藥
(
かうやく
)
を
貼
(
はり
)
煎藥
(
せんやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
煎藥(せんやく)の例文をもっと
(5作品)
見る
せんじぐすり
(逆引き)
豫々用意した
石見銀山
(
いはみぎんざん
)
を持つて、いつものやうに足を揉みに、主人の部屋へ參りますと、主人はよく眠つて居りましたので、そつと
煎藥
(
せんじぐすり
)
の
土瓶
(
どびん
)
の
蓋
(
ふた
)
を取ると、中の藥がプーンと妙な匂ひがしました。
銭形平次捕物控:185 歩く死骸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
煎藥
(
せんじぐすり
)
はまだ呑まなかつたのだな」
銭形平次捕物控:185 歩く死骸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
煎藥(せんじぐすり)の例文をもっと
(1作品)
見る
煎
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
藥
部首:⾋
18画
“煎”で始まる語句
煎
煎餅
煎茶
煎薬
煎餅屋
煎豆
煎餅蒲団
煎餅布団
煎汁
煎豆屋
“煎藥”のふりがなが多い著者
作者不詳
野村胡堂