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煎薬
ふりがな文庫
“煎薬”のいろいろな読み方と例文
旧字:
煎藥
読み方
割合
せんやく
90.9%
せんじぐすり
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんやく
(逆引き)
太公は、すぐ
薬嚢
(
やくのう
)
をとりよせて、自身、
煎薬
(
せんやく
)
を
調
(
ちょう
)
じてくれた。のみならず、幾日でもここで養生するように——ともいってくれる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
震えを帯びてる老衰した姿で病人に
煎薬
(
せんやく
)
の
茶碗
(
ちゃわん
)
を差し出してる所は、見るも痛ましいほどだった。彼はやたらにいろんなことを医者に尋ねた。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
煎薬(せんやく)の例文をもっと
(30作品)
見る
せんじぐすり
(逆引き)
貝入りの
膏薬
(
こうやく
)
と
煎薬
(
せんじぐすり
)
とで、その用いかたを入念に教え、膏薬のほうは自分でおとよに貼ってみせた。おとよはぴたっと泣きやんだ。
赤ひげ診療譚:05 徒労に賭ける
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
しかし私はここに不衛生なる裏町に住んでいる果敢ない人たちが今なお迷信と
煎薬
(
せんじぐすり
)
とにその
生命
(
せいめい
)
を托しこの世を夢と簡単にあきらめをつけている事を思えば
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
煎薬(せんじぐすり)の例文をもっと
(3作品)
見る
“煎薬”の意味
《名詞》
煮出してそれを飲む薬。
(出典:Wiktionary)
煎
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“煎”で始まる語句
煎
煎餅
煎茶
煎餅屋
煎豆
煎餅蒲団
煎藥
煎餅布団
煎汁
煎豆屋
検索の候補
薬煎
“煎薬”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治
井上円了
内田魯庵
三遊亭円朝
永井荷風
佐々木味津三
山本周五郎
夏目漱石
国枝史郎