“膏藥”のいろいろな読み方と例文
新字:膏薬
読み方割合
かうやく85.7%
こうやく14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいからおつかぶさりました、おほきしひしたつて、半紙はんしりばかりの縱長たてながい——膏藥かうやくでせう——それ提灯ちやうちんうへかざして、はツはツ
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「でも、若い娘の手が、あんなのは惡くありませんね。尤も、左の手に少し怪我をしてゐるやうで、手の甲から手首にかけて、膏藥かうやくつてゐましたが」
我々は是に膏藥こうやくの類を入るる事有れどコロボツクルは之を以て入れとせしなり。赤色あかいろを入れたるままのはまぐり貝は大森貝塚かいづかより數個發見はつけんされたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
手足てあしいた膏藥こうやく所爲せゐで——
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)