“とりがしら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捕頭57.1%
鳥頭42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与力満谷剣之助をお捕頭とりがしらに、それに、眼明めあかしの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手いの捕方とりかたを四、五十人もつけて、一隊、闇夜あんや暴風雨あらしをついて、黒門町の壁辰の家をおそった——まではよかったが
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
闇の中にはげしい爭ひは續きましたが、やがて自身番に待機した御用の提灯が一ぺんに飛んで出ると、錢形平次を捕頭とりがしらに、五六人の組子の手に犇々ひし/\と縛り上げられて居るのは、何んと
鳥頭とりがしら漆胡瓶うるしのこへいかすかなりしろがねのくさりうつつにぞ曳く
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)