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捕頭
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とりがしら
ふりがな文庫
“
捕頭
(
とりがしら
)” の例文
用意は
疾風迅雷
(
しつぷうじんらい
)
でした。錢形平次が
捕頭
(
とりがしら
)
で、手下の組子が十人、わざと眞晝を選んで、八方から一擧に岩根半藏の浪宅を圍んだのは、それから一刻ばかり後のことです。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
捕方勢に、気づかれぬ間に、近づいて、耳をすますと、
捕頭
(
とりがしら
)
が、部下を環にあつめて
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
与力満谷剣之助をお
捕頭
(
とりがしら
)
に、それに、
眼明
(
めあか
)
しの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手
飼
(
が
)
いの
捕方
(
とりかた
)
を四、五十人もつけて、一隊、
闇夜
(
あんや
)
の
暴風雨
(
あらし
)
をついて、黒門町の壁辰の家を
襲
(
おそ
)
った——まではよかったが
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
闇の中に
激
(
はげ
)
しい爭ひは續きましたが、やがて自身番に待機した御用の提灯が一ぺんに飛んで出ると、錢形平次を
捕頭
(
とりがしら
)
に、五六人の組子の手に
犇々
(
ひし/\
)
と縛り上げられて居るのは、何んと
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“捕”で始まる語句
捕
捕虜
捕縛
捕手
捕縄
捕物
捕吏
捕方
捕捉
捕繩