“眼明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めあか50.0%
めあ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八丁堀の与力よりき満谷剣之助みつたにけんのすけという、名を聞くとばかに強そうな人が、金山寺屋きんざんじや音松おとまつという眼明めあかしと、ほか五、六人のおも立った御用の者をつれて、どやどやとはいりこんで来た。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
与力満谷剣之助をお捕頭とりがしらに、それに、眼明めあかしの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手いの捕方とりかたを四、五十人もつけて、一隊、闇夜あんや暴風雨あらしをついて、黒門町の壁辰の家をおそった——まではよかったが
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「兄さん、あたいにはまだ色々なことが分るんだよ。もう陳さんや、老先生に色々なことを教わったし、学校へあがって勉強すれば、眼明めあきに出来ないような仕事も出来ると思うんだ」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)