“めあか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目明88.2%
眼明5.9%
眼垢5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小者じゃ幅が利かないから、御用聞きとか目明めあかしとかいうんですが、世間では一般に岡っ引といっていました。
半七捕物帳:02 石灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
八丁堀の与力よりき満谷剣之助みつたにけんのすけという、名を聞くとばかに強そうな人が、金山寺屋きんざんじや音松おとまつという眼明めあかしと、ほか五、六人のおも立った御用の者をつれて、どやどやとはいりこんで来た。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
与力満谷剣之助をお捕頭とりがしらに、それに、眼明めあかしの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手いの捕方とりかたを四、五十人もつけて、一隊、闇夜あんや暴風雨あらしをついて、黒門町の壁辰の家をおそった——まではよかったが
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一人ひとりつくばつて、ちひさいのがこしさぐつたがない。ぼろをる、きたな衣服きもので、眼垢めあかを、アノせつせとくらしい、兩方りやうはうそでがひかつてゐた。
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)