“捕捉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほそく92.9%
とっつかま3.6%
とら3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
張遼と関羽とは、ふるくからの朋友である。実に、情の人関羽は、この悲境の友人を、捕捉ほそくして殺すには忍びなかったのである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昨夜ゆうべめえは、すんで捕捉とっつかまって、ポカリとやられちまう処だッたんだ、以前もとはお武家さむらいで、剣術やっとうの先生だから、処がモウ年を取っておいでなさるから、忍耐がまんをして今朝己を呼びによこしたんだが
その陰影かげ捕捉とらへがたき Passion の色
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)