“鶏舎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とや50.0%
けいしゃ25.0%
とりごや12.5%
とりや12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも夜半よなかのことだと聞きましたが、裏の鶏舎とや羽搏はばたきの音が烈しく聞えたので、彌作がそっと出て見ると、暗い中に例の𤢖が立っている。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
畑も片っぱしから耕して種をまいた。鶏舎けいしゃも三十ぐらいはえるようなのを自分で工夫くふうして建てた。こうしたことには、郷里でのかれの経験が非常に役にたった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
それに対してチチコフは馬鹿野郎と呶鳴った。窓際へ近よって、彼は目前の景色を眺めはじめた。窓から見おろしたところは、さながら鶏舎とりごやかんがあった。
鶏舎とりやの鶏さへ みなうらら
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)