“りう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リウ
語句割合
40.6%
25.0%
18.8%
6.3%
3.1%
3.1%
𤸇3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年頃としごろ廿一二の女惣身そうしん打疵うちきずおほくしてころし候樣子に相見申候尤も衣類いるゐ紬縞小袖つむぎじまこそで二枚を着し黒純子くろどんすりう模樣もやう織出おりだしの丸おびしめ面部めんぶまゆひだりの方にふるきずあと相見あひみえ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小劍りうの、誰にも書けないやうな、獨得の、小説が、殘つたであらう、と、殘念に思ふのである。
「鱧の皮 他五篇」解説 (旧字旧仮名) / 宇野浩二(著)
母のおりうは昔盛岡で名を賣つた藝妓であつたのを、父信之が學生時代に買馴染んで、其爲に退校にまでなり、家中反對するのもかずに無理に落籍ひかさしたのだとは
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
りうが日本へやつて来たんだ。
昨今横浜異聞(一幕) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
踏切ふみきりのちかくには、いづれもすぼらしい藁屋根わらやね瓦屋根かはらやねがごみごみと狹苦せまくるしくてこんで、踏切ふみきばんるのであらう、ただりうのうすしろはたものうげに暮色ぼしよくゆすつてゐた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
南方の騎士シルバー・ナイトの一員に加はる念願でパトリツクが或日、家を棄てゝ旅路に上つたところをりうは闇の森蔭で待伏せした。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
林氣𤸇りう多く、木氣多く、岸下の氣しゆ多く、石氣力多く、嶮岨の氣えい多く、谷氣多く、丘氣狂多く、陵氣たん多く、衍氣仁多く、暑氣えう多く、寒氣壽多くなどと説いて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)