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暮色
ふりがな文庫
“暮色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼしょく
80.0%
ぼしよく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼしょく
(逆引き)
ここは
谷間
(
たにあい
)
のせいか、いちだんと
暮色
(
ぼしょく
)
が
濃
(
こ
)
くなって、もう
夕闇
(
ゆうやみ
)
がとっぷりとこめていたから燕作は泣きだしたくなった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
団々
(
だんだん
)
として渦巻く
煤烟
(
ばいえん
)
は、
右舷
(
うげん
)
を
掠
(
かす
)
めて、
陸
(
おか
)
の
方
(
かた
)
に
頽
(
なだ
)
れつつ、長く水面に
横
(
よこた
)
わりて、遠く
暮色
(
ぼしょく
)
に
雑
(
まじ
)
わりつ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暮色(ぼしょく)の例文をもっと
(8作品)
見る
ぼしよく
(逆引き)
しかし
汽車
(
きしや
)
が
今
(
いま
)
將
(
まさ
)
に
隧道
(
トンネル
)
の
口
(
くち
)
へさしかからうとしてゐる
事
(
こと
)
は、
暮色
(
ぼしよく
)
の
中
(
なか
)
に
枯草
(
かれくさ
)
ばかり
明
(
あかる
)
い
兩側
(
りやうがは
)
の
山腹
(
さんぷく
)
が、
間近
(
まぢか
)
く
窓側
(
まどがは
)
に
迫
(
せま
)
つて
來
(
き
)
たのでも、すぐに
合點
(
がてん
)
の
行
(
ゆ
)
く
事
(
こと
)
であつた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遠世
(
とほよ
)
なる
暮色
(
ぼしよく
)
の
寂
(
さび
)
に哀婉の
微韻
(
ゆらぎ
)
を湛へ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
暮色(ぼしよく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“暮色”の意味
《名詞》
夕暮れ時の暗くなってきた空の色。
(出典:Wiktionary)
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“暮色”で始まる語句
暮色蒼然
検索の候補
暮色蒼然
夕暮色
年暮景色
歳暮景色
“暮色”のふりがなが多い著者
高浜虚子
吉川英治
北原白秋
室生犀星
泉鏡花
海野十三
芥川竜之介