“りよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俚謡28.6%
利用26.8%
16.1%
5.4%
5.4%
3.6%
1.8%
1.8%
李邕1.8%
1.8%
1.8%
1.8%
1.8%
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と得意の俚謡りようをうたったことが耳に残ります。眼の見えた以前の人は暫くき、眼が見えなくなってから後の人の面影が知りたい。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
もしこれが成功せいこうするならば、飛行船用ひかうせんようなどとしてきはめて有益ゆうえきであり、火山かざん利用りようがこのてんおいても實現じつげんすることになるのであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
と云へる有様の歴々あり/\と目前に現はれ、しかもせふの位置に立ちて、の言葉を口にしようし、りようをしてつひ辟易へきえきせしめぬ。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
一四九りようして太虚みそらのぼり、地中ちちゆうをわすれたるならずや。秀吉竜と化したれども一五〇蛟蜃かうしんたぐひなり。一五一蛟蜃の竜と化したるは、寿いのちわづかに三歳みとせを過ぎずと。これもはた後なからんか。
春は桜のにぎわひよりかけて、なき玉菊が燈籠とうろうの頃、つづいて秋の新仁和賀しんにわかには十分間に車の飛ぶ事この通りのみにて七十五りようと数へしも、二の替りさへいつしか過ぎて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
くれなゐのりようはかま腰結こしゆひのあたりに歌は書かむと思へ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
なかがらすの障子しようじのうちには今樣いまやう按察あぜち後室こうしつ珠數じゆずをつまぐつて、かぶりの若紫わかむらさき立出たちいづるやとおもはるゝ、その一ツかまへが大黒屋だいこくやりようなり。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
りようもんをばくゞりるに正太しようたかねてもあそびに來馴きなれてのみ遠慮ゑんりよいへにもあらねば、あとよりつづいて縁先ゑんさきからそつとあがるを、母親はゝおやるより、おゝ正太しようたさんくださつた
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
けては、うららかなる甲板かんぱんに、帝國軍艦旗ていこくぐんかんき翩飜へんぽんたるをあほては、ならず智勇ちゆう兼備けんびりよう海軍大佐かいぐんたいさあたらしき軍艦ぐんかん」と、あたらしき電光艇でんくわうていとの甲板かんぱんにて、なみへだてゝあひくわい
其碑は李邕りようが文を撰み自ら書した。然るに李邕にふたつの雲麾の碑がある。一は李思訓りしくんの碑にして一は此碑である。思訓と秀とは同姓同官である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
す。りよう武帝ぶてい達磨大師だるまだいしに問ふ。如何いかんこれ仏法ぶつぽう云ふ。水中の河馬かば
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
りようかけたひとが、つゆれておでになるだらう。おきのひとが、おかさをさしげてくれゝばよいのにとかんじてゐるのを、直接ちよくせつにいひかけたように、んだのであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おそときすくなく文意ぶんいつくさずこれりようせよ)
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
りよう骨格こつがらひしさる首領かしらにしておほかみ
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
すき休めたるらまでもりようずる顔の姿かな。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)