“骨格”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こっかく33.3%
こつかく33.3%
こつがら13.3%
ほねぐみ13.3%
からだ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その海底都市の骨格こっかくに相当する八十階で建坪たてつぼ一万一千平方キロメートルの坑道ががっちり出来たのが、実に起工後十四日目なんです。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かろ服裝ふくさうせる船丁等ボーイらちうになつてけめぐり、たくましき骨格こつかくせる夥多あまた船員等せんゐんら自己おの持塲もちば/\にれつつくりて、後部こうぶ舷梯げんていすで引揚ひきあげられたり。
器量骨格こつがら、狒は猿の首領かしらにして
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)
老衰らうすゐしてから餘計よけいにのつそりした卯平うへい身體からだは、それでも以前いぜんのがつしりした骨格ほねぐみそびえてそば勘次かんじ異樣いやうあつした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
全体私は骨格からだは少し大きいが、本当は柔術も何も知らない、生れてから人をうったこともない男だけれども、その権幕はドウも撃ちそうなつかみ掛りそうな気色けしき
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)