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骨格
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こっかく
ふりがな文庫
“
骨格
(
こっかく
)” の例文
その海底都市の
骨格
(
こっかく
)
に相当する八十階で
建坪
(
たてつぼ
)
一万一千平方キロメートルの坑道ががっちり出来たのが、実に起工後十四日目なんです。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
余は
殊
(
こと
)
に彼ヤイコクが
五束
(
いつつか
)
もある
鬚髯
(
しゅぜん
)
蓬々
(
ぼうぼう
)
として
胸
(
むね
)
に
垂
(
た
)
れ、
素盞雄尊
(
すさのおのみこと
)
を見る様な六尺ゆたかな
堂々
(
どうどう
)
雄偉
(
ゆうい
)
の
骨格
(
こっかく
)
と
悲壮
(
ひそう
)
沈欝
(
ちんうつ
)
な其
眼光
(
まなざし
)
を
熟視
(
じゅくし
)
した時
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
棺
(
かん
)
の
中
(
なか
)
には、
底
(
そこ
)
にのこっている
白骨
(
はっこつ
)
と、
不完全
(
ふかんぜん
)
な
土器
(
どき
)
と、七つの
鏡
(
かがみ
)
などがあって、
人々
(
ひとびと
)
の
目
(
め
)
をひいたのでした。その
死者
(
ししゃ
)
は、
学者
(
がくしゃ
)
が、
骨格
(
こっかく
)
から
判断
(
はんだん
)
して、まだ
若
(
わか
)
い
女
(
おんな
)
であったとわかりました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ことに
容貌
(
ようぼう
)
は
解剖
(
かいぼう
)
的のものでなく、心の作用によりては、少なくともその表情を変えることが出来る。そして人の顔色を読むには、
骨格
(
こっかく
)
肉付きの
如何
(
いかん
)
よりも、むしろその表情によることが多い。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
着衣や冠の
輪廓
(
りんかく
)
がうすく見える中にありありと黒く、むざんな
骸骨姿
(
がいこつすがた
)
がうつしだされた。これが頭目の
骨格
(
こっかく
)
なのだ。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“骨格”の意味
《名詞》
動物の体を支える、連結した骨の全体像。
物事の形を成す基本の部分。骨組み。
(出典:Wiktionary)
“骨格”の解説
骨格(こっかく、骨骼とも書く)とは、関節で結合した複数の骨および軟骨によって構成される構造のことを指す。転じて、基本的な構造一般をいう表現に使われる場合もある。
(出典:Wikipedia)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
“骨”で始まる語句
骨
骨董
骨牌
骨折
骨董屋
骨髄
骨董品
骨肉
骨頂
骨柄