“判断”のいろいろな読み方と例文
旧字:判斷
読み方割合
はんだん95.2%
はっきり4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「昨夜海へびらがここで過ごしたことは、明らかである、この状態じょうたい判断はんだんすると、二三時間まえにかれらは、ここを去ったものであろう」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
たつた一人ひとりきりでくらしていたというのだからそういう特徴とくちょうから判断はんだんしてみて、捜査そうさ手懸てがかりは、かえつてつけやすいほどのものであつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
何階登ったか数えてもいなかったので、自分の昇框パリエを通りこしはせなんだか? そう思って軒窓のきまどの明りで判断しようとしたけれどあまりに暗くて中庭の白壁さえ判断はっきりしないくらいだった。
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)