“眼光”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まなざし52.6%
がんこう15.8%
がんくわう10.5%
めつき10.5%
5.3%
めざし5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“眼光”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.4%
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
アンガスと呼ばれるその青年は珈琲コーヒーを飲みほして、やさしげな眼光まなざしをしながら根気よく女の顔を見据えていた。
で聲を掛けると、ソワ/\しな不安な眼光まなざしで、只見で置いて、辛面やツとにツこりして挨拶をするといふ始末。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
かたわらのハンドルを廻すとカラカラと音がして、球形の天井が徐々に左右へ割れ、月光が魔法使いの眼光がんこうでもあるかのように鋭くさしこむ。
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それでいて眼光がんこう声音こわねから想像すると、まだ五十になったかならないか位らしい。
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すべて如何いかなる惡獸あくじゆうでも、人間にんげん眼光がんくわうするどそのめんそゝがれてあひだ
島津齊彬なりあきら公其の眼光がんくわう烱々けい/\として人をるを見てぼん人に非ずと以爲おもひ、拔擢ばつてきして之を用ふ。
眼光めつきと様子がとても醜い。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
娘共の懷しがつて居る父親といふのも曾ては獄窓の臭い飯をも食つて來たとかいふ程で、根からの惡人ではなさ相だが何となく陰險らしい大酒家、家に居るのは稀なほど外出がちで、いつも凄いやうな眼光めつきで家内中をめ𢌞して居る。
一家 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
紙帳の内と外、見えぬと思うと間違うぞよ。……紙帳の中にいる左門こそ、不動智の位置にいる者じゃ。左へも右へも、前へも後へも、十方八方へ心動きながら、一所へは、瞬時も止まり居坐らぬ心の持ち主じゃ。眼光は、紙背に徹するぞよ! ……嘘と思わば証拠を挙げようぞ。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
手首の太いのや眼光めざしのするどいのは全くそのためだろう。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
そのくせにすわぜいはなかなかあッて、そして(少女おとめ手弱たよわに似ず)腕首が大層太く、その上に人を見る眼光めざしが……眼は脹目縁はれまぶちを持ッていながら……、難を言えば、凄い……でもない……やさしくない。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)