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『空中墳墓』
ふりがな文庫
『
空中墳墓
(
くうちゅうふんぼ
)
』
ぽっかり、眼が醒めた。 ガチャリ、ガチャリ、ゴーウウウ。 四十階急行のエレベーターが昇って来たのだった。 「誰か来たナ」 まだ半ば夢心地の中に、そう感じた。職業意識のあさましさよ、か。 この四五日というものは夜半から暁にかけてまでも活躍をつ …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」博文館、1928(昭和3)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
把手
(
クランプ
)
弱
(
じゃく
)
滅
(
け
)
顛
(
いただ
)
傍
(
かたわ
)
生
(
お
)
囃
(
はやす
)
外方
(
がいほう
)
珍
(
めず
)
捕
(
つかま
)
請
(
こい
)
難
(
にく
)
明晩
(
みょうばん
)
辛
(
かろ
)
直
(
ただ
)
相
(
あい
)
嗄
(
しゃが
)
砂利
(
ざり
)
穽
(
わな
)
小暗
(
こぐら
)
巧
(
たく
)
飢
(
うえ
)
死人
(
しにん
)
争論
(
そうろん
)
灯火
(
あかり
)
物凄
(
ものすさま
)
何奴
(
なにやつ
)
生命
(
せいめい
)
凝視
(
ぎょうし
)
断
(
た
)
利休
(
としやす
)
摩
(
ま
)
眼光
(
がんこう
)
執念
(
しゅうねん
)
堰
(
せ
)
許
(
ばか
)
承
(
うけたまわ
)
言調
(
ごちょう
)
肯
(
うなず
)
蒼白
(
そうはく
)
彼奴
(
きゃつ
)
能
(
あた
)
弁
(
べん
)
蛙
(
かえる
)
温和
(
おとな
)
漸
(
ようや
)
火焔
(
かえん
)
烏山
(
からすやま
)
猶
(
なお
)
甚
(
はなは
)
生憎
(
あいにく
)
畢竟
(
ひっきょう
)
疼痛
(
とうつう
)
痙攣
(
けいれん
)
瘠
(
や
)
皆目
(
かいもく
)
皺
(
しわ
)
真紅
(
まっか
)
睨
(
にら
)
瞠
(
みは
)
矢口
(
やぐち
)
矢張
(
やは
)
穏
(
おだや
)
空費
(
くうひ
)
紛
(
まぎ
)
繁
(
しげ
)
聳
(
そび
)
胸板
(
むないた
)
脅
(
おど
)
軈
(
やが
)
麓村
(
ふもとむら
)
鳶色
(
とびいろ
)
魂切
(
たまぎ
)
鬼気
(
きき
)
飛翔
(
ひしょう
)
頬髯
(
ほおひげ
)
頤
(
あご
)
項戴
(
ちょうだい
)
鞄
(
かばん
)
露見
(
ろけん
)
隕石
(
いんせき
)
随分
(
ずいぶん
)
限
(
かぎ
)
防禦
(
ぼうぎょ
)
銭湯
(
せんとう
)
鉄扉
(
てっぴ
)
釈明
(
しゃくめい
)
醒
(
さ
)
遺骸
(
いがい
)
遑
(
いとま
)
遅
(
おそ
)
遂
(
つい
)
迸
(
ほとばし
)
迅速
(
じんそく
)
血痕
(
けっこん
)
蔽
(
おお
)
更
(
ふ
)
蜥蜴
(
とかげ
)
蒲
(
がま
)
行手
(
ゆくて
)