“争論”のいろいろな読み方と例文
旧字:爭論
読み方割合
いさかい53.3%
そうろん33.3%
そうろう6.7%
でいり6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只、勝次郎が、可成盛に漁色のたくるので、之が原因もと始終中しょっちゅう争論いさかいの絶え間が無い。時々ヒステリーを起して、近所の迷惑にもなる。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
音楽のことで友だちとぼくにわからないことがあるんです。なんでもあなたは名高い音楽家だと聞いていましたから、二人の争論そうろん
獣医じゅういはしかしその両方の前を知らん顔で通りぎて、わたしたちのやりかけた争論そうろうを中止させた。そして第三の雌牛めうしに向かった。
その後、長崎屋との争論でいりは、どんなことになったであろう——自分が投げてやった、毒菓子に、ガブリとむしゃぶりついた二人の男の成りゆきが聴きたかった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)