“でいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出入92.4%
喧嘩3.8%
争論0.8%
凸凹0.8%
出人0.8%
泥犁0.8%
泥黎0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この野だは、どういう了見だか、赤シャツのうちへ朝夕出入して、どこへでも随行してく。まるで同輩じゃない。主従みたようだ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
賭場の喧嘩で長脇差を喰らったらしいやくざ者など、そういった物凄い手傷者が、世をはばかり気に爪さき上り、山へ、この阿弥陀沢へ、と志すのだった。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
その後、長崎屋との争論は、どんなことになったであろう——自分が投げてやった、毒菓子に、ガブリとむしゃぶりついた二人の男の成りゆきが聴きたかった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
青田の高低凸凹に従うて、かにのんどりした、この一巻の布は、朝霞には白地の手拭、夕焼にはの襟、になり帯になり、になって、今もある通り、村はずれの谷戸口
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今歳今日十二の十五世間おしつまりて往來大路にいそがはしく、お出人町人歳暮持參するものお勝手賑々しく、ぎたるにはつきのおとさへゆるに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
眞下りに下る時は泥犁の底に落る如くまた急なる塲所を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
知者は三千里外にその臭を避け、昧者は一弾指間にその毒にる。思ふに是泥黎口業羅貫中水滸伝を作つて、三生唖子を生むとせば、寿陵余子骨董羹を書いて、如何冥罰をか受けん。