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口業
ふりがな文庫
“口業”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くごう
50.0%
こうげふ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くごう
(逆引き)
彼は節子が長い長い沈黙から——彼女自身の
言草
(
いいぐさ
)
ではないが、まるで
口業
(
くごう
)
でも修めていたかのような沈黙から動き変って来て
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
長い長い沈黙——恐ろしいものだ、
口業
(
くごう
)
を修めていたかのような私は今までのとおりに何故黙ってばかりいるのか。私は話したい、そして、ほんとに聞いて下さるではないか。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
口業(くごう)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうげふ
(逆引き)
知者は三千里外にその臭を避け、
昧者
(
まいしや
)
は一弾
指間
(
しかん
)
にその毒に
中
(
あた
)
る。思ふに是
泥黎
(
でいり
)
の
口業
(
こうげふ
)
。
羅貫中
(
らくわんちう
)
水滸伝
(
すゐこでん
)
を作つて、
三生唖子
(
さんせいあし
)
を生むとせば、寿陵余子
亦
(
また
)
骨董羹を書いて、
仰
(
そも
)
如何
(
いかん
)
の
冥罰
(
みやうばつ
)
をか受けん。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
口業(こうげふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“口業”の意味
《名詞》
口業(くごう)
三業の一つ。言葉が原因で、善悪の報いを招く行い。語業に同じ。
(出典:Wiktionary)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々
“口業”のふりがなが多い著者
島崎藤村
芥川竜之介