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一巻
ふりがな文庫
“一巻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
一卷
読み方
割合
ひとまき
68.8%
いちかん
6.3%
いちくわん
6.3%
いちまき
6.3%
いっかん
6.3%
ひとま
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとまき
(逆引き)
と叫んで、女房桟敷の方へ、唐織物
一巻
(
ひとまき
)
を投げていた。それが宙で解けて、女房たちの手の上で虹を描いたので、わっと、人々が
囃
(
はや
)
したりした。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一巻(ひとまき)の例文をもっと
(11作品)
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いちかん
(逆引き)
横佩家の郎女が、
称讃浄土仏摂受経
(
しょうさんじょうどぶつしょうじゅぎょう
)
を写しはじめたのも、其頃からであった。父の心づくしの贈り物の中で、一番、姫君の心を
饒
(
にぎ
)
やかにしたのは、此新訳の
阿弥陀経
(
あみだきょう
)
一巻
(
いちかん
)
であった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
一巻(いちかん)の例文をもっと
(1作品)
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いちくわん
(逆引き)
横佩家の
郎女
(
いらつめ
)
が、
称讃浄土摂受経
(
しようさんじやうどせふじゆきやう
)
を写しはじめたのも、其頃からであつた。父の心づくしの贈り物の中で、一番郎女の心を明るくしたのは、此新訳の阿弥陀経
一巻
(
いちくわん
)
であつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
一巻(いちくわん)の例文をもっと
(1作品)
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いちまき
(逆引き)
飛鳥山
(
あすかやま
)
の茶店で
多勢
(
おおぜい
)
芸者や
落語家
(
はなしか
)
を連れた
一巻
(
いちまき
)
と落ち合って、向うがからかい半分に無理
強
(
じ
)
いした酒に、お前は恐ろしく酔ってしまって
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
一巻(いちまき)の例文をもっと
(1作品)
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いっかん
(逆引き)
わかちてからうたに物せし
一巻
(
いっかん
)
をもみたりし事あればわが生れたる牛込の里ちかきあたりのけしきもなつかしくこゝにその題を
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一巻(いっかん)の例文をもっと
(1作品)
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ひとま
(逆引き)
床
(
ゆか
)
の上に引きずった着物は「あびと」と
称
(
とな
)
える僧衣らしい。そう云えば「こんたつ」と
称
(
とな
)
える
念珠
(
ねんじゅ
)
も
手頸
(
てくび
)
を
一巻
(
ひとま
)
き巻いた
後
(
のち
)
、かすかに
青珠
(
あおたま
)
を垂らしている。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一巻(ひとま)の例文をもっと
(1作品)
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“一巻”の意味
《名詞》
一冊の書物。一本のフィルム。
書物などの最初の巻。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
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